生田斗真の主演映画「彼らが本気で編むときは、」では「女性」役を演じ”性同一性障害”がテーマで話題になっていますね。生田斗真は今回映画の中で、子どものころから心と体の性が一致しない「トランスジェンダー」という”性同一性障害”特有の葛藤を描いていきます。

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生田斗真”性同一性障害”映画「彼らが本気で編むときは、」キャスト

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メインキャスト

生田斗真 : リンコ(性同一性障害の「女性」)
桐谷健太 : マキオ(リンコの恋人)
柿原りんか: トモ(育児放棄された子供)

その他キャスト

ミムラ  : ヒロミ(トモの母)
小池栄子 : ナオミ(カイの母)
込江海翔 : カイ(トモの同級生)

門脇麦、柏原収史、りりィ、田中美佐子

 

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スタッフ
監督・脚本 荻上直子

上演時間:127分
公開  :2017年2月25日

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生田斗真”性同一性障害”映画「彼らが本気で編むときは、」コメント

生田斗真コメント
「撮影に入ってみて、難しい役だとあらためて実感していますが、こうした役をいただくことはそうないことですし、全力で取り組んでいます」

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荻上直子監督コメント
「とにかく、この役はきれいな顔の男優さんにやっていただきたかったので、生田さんにお願いしました。トランスジェンダーという難しい役どころを一緒に作り上げていってくださると直感で感じました」と。
「他は考えられない」と生田斗真に猛烈アタックしたようですね。

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生田斗真”性同一性障害”映画「彼らが本気で編むときは、」あらすじ

田斗真は映画「彼らが本気で編むときは、」では「リンコ」の役を演じます。彼女は幼少期から自分が女性だと感じていて、実生活ではさまざまな困難な出来事に悩みながらも、家族の理解にも助けられて成長していきます。

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のちに性別適合手術を受けて身体も女性となり、32歳になりました。身体は手術で女性になりましたが、戸籍は男性のままです。しかし、女性として老人ホームの介護士をしています。

谷健太は、映画「彼らが本気で編むときは、」では「マキオ」の役を演じます。恋人が性同一性障害の「女性」なので悩みながらも「リンコ」の全てを理解し懐を大きくして受け入れる男性を演じます。

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「リンコ」は恋人の「マキオ」と一緒に暮らしていて、マキオのめいっ子の「トモ」(柿原りんか)も招いて一緒に暮らすようになり3人での共同生活が始まるのです。「トモ」は母親に家出をされるという育児放棄の状態だったので放っておけなかったのです。

「リンコ」「マキオ」の愛情はと人生のパートナーの域にまで超越するようになります。また、リンコのためにニセの乳房を作る母「フミコ」(田中美佐子)の愛情も見逃せません。

守り歌が紡ぐ親子愛ああり、『性同一性障害』を乗り越える愛情、さらに『育児放棄』された姪っ子への優しい眼差しが私たちの心を揺さぶるに違いないでしょう!

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荻上直子監督は現代のさまざまな『家族』を編み込んで自分とは違った人間がいることを認め、生き方は多様であることや他人の価値観を尊重することの大切さを訴えているようです。

同一性障害』『育児放棄』現代社会の鬱屈した偏見や社会問題に切り込んむ意欲が伝わり、平和な社会を切望する映画「彼らが本気で編むときは、」です。

性同一性障害とトランスジェンダーとの違いは?

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トランスジェンダー:性転換手術までは行わないが、異性の社会的性的役割や規範に収まりたい人。 また性別に応じた社会で認識されている役割や規範に収まらない傾向を含む人を指します。
一般に、心と体の性が一致しない人に対する幅広い表現として使われることが多い。

性同一性障害:肉体上の性別と、自分の性別が異なると確信している状態。トランスジェンダーの中でも性別適合手術などの身体的治療を望む人たちが社会的に認知され003年頃から認知度が高まった語です。

なので、トランスジェンダーは広範囲で使い、性同一性障害はトランスジェンダーより狭い範囲で、しかも強い悩みと言えそうです。

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つまり、トランスジェンダーは「心と身体の性別に差がある人」と広く解されています。なので「性同一性障害」もその中に含まれることになります。

ぶっちゃけ、トランスジェンダーと言えば「性別適合手術を望まない人」も含みますが、性同一性障害の人は「性別適合手術を望んでいる人」ということになります。

性同一性障害、学会初の認定医誕生で公的医療保険適用なるか?

映画『彼らが本気で編むときは、』の話題そのものから少しずれますが、性別適合手術やホルモン療法などについて新しい動きがありましたので記述しておきます。

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現在、性別適合手術やホルモン療法など、性同一性障害の人が必要とする医療ケアは、現在はすべて保険適用外で、全額自己負担となっていますが、2,016年3月20日、GID(性同一性障害)学会が、東京都内で開催した総会で、初の「性同一性障害」認定医を9名決定したことを発表し、認定医を育成し、専門的な医療提供ができる機関を増やしていく方針に決まりました。

性同一性障害の人にとって、医療的見地も大切ですが、アイデンティティの問題は切実です。トランスジェンダーと、多様な性的マイノリティが存在する中で、「自分はいったい何者か?」という自己を確立する道のりはかなり困難になっています。

とくに日本は、男女の性差の概念がかなり固定化されていて、どちらにも属しがたいだけで、浮いた存在になりがちです。男か女かでなく、「自分は自分」という理念は、日本社会では通用しにくいものとなっています。
 
この学会初の認定医誕生によって性同一性障害の人の苦しみや経済的負担が軽減し、偏見が是正されるようになることを切に願います。