天下五剣は、数ある日本刀の中で名刀と言い伝えられた5振の名物を指します。ただ、ただ名刀で名高い「大包平(おおかねひら)」はその中には入っていません。話題の「大包平(おおかねひら)」が入ってないって残念w



そもそも「天下五剣」って?

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天下五剣とは、鬼丸国綱、三日月宗近、童子切安綱、大典太光世、数珠丸恒次の五口の名刀のことを指します。

「天下五剣」として室町中期の頃に選ばれていたとされる「天下五剣」。残念なことにこれの選定者は不明のままで、「天下五剣」との記載すら刀剣書の類に載っていないのです。

ですから、らおそらくは由緒や伝来が大きく影響を及ぼし広く一般に言い伝えられたと考えられています。

そもそも「名刀」「名物」と言われるものでも、単に性能が優秀というだけでは、そのような称号はつきません。由緒やその伝来になるような「物語」がいい伝えられていることが条件になっているようですね。

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ちなみに大典太光世、三日月宗近、童子切安綱の三振が国宝に指定されていますが、鬼丸国綱は御物(天皇の持ち物)なので慣例として国宝指定を受けないのです。また、鬼丸国綱は一般公開されることもほとんどありません。ちょっとざんねんですね。

「大包平(おおかねひら)」と天下五剣

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「大包平(おおかねひら)」は長大で身幅広く重量があるようにおもえますが、重ね薄になっていて(ここかれも技術の高さがわかります)同銘中の白眉といわれていて、すべての日本刀の中で競っても一位二位の座につけるほどです。

が、天下五剣の室町中期以降、伝来の「天下五剣」に比べて、目立ったものが無かったのかもしれませんね。
今だったらakb48総選挙みたいに、愛刀家全国投票で天趣味趣向というものは千差万別であり、個人の感性、好みに因りますのでそう簡単にはいかないでしょうね~。難しいですね。