2017/5/4アンビリバボー!では両手両足ないカイルさんがキリマンジャロ登頂に成功した全記録を伝える。カイルさんは両手両足がない先天性四肢欠損という障がいを持って生まれた。アンビリバボー!で話題の先天性四肢欠損という障害を調べてみた。
先天性四肢欠損とは?
先天性四肢欠損とは生まれつき両腕と両足がないという障害のことで、妊娠初期のころの異常が原因で起こります。
ただ、片足だけがあるという場合があったり、指が欠落をしていることもあります。
この、先天性四肢欠損という障害は、日本では乙武さんの著書『五体不満足』によって、広く知られるようになりましたね。
さて、赤ちゃんは通常であれば母体のなかで少しづつ体を形成していきます。そのあかちゃんに、妊娠初期の頃に何らかの異常が生じて先天性四肢欠損という障害になるとされています。
先天性四肢欠損の原因は?
羊膜、原因説
妊娠の過程で、まずひとつ原因とされているのは、羊膜が関係している説です。羊膜は臨月を迎えると自然に破れて出産となるのですが、
何からの原因で、妊娠初期に破れることも可能性としてあります。
通常ならば、子宮の中でできた手足のゆがみなどはほとんどの場合は自然に治るのですが、羊膜が破れてしまうと、その膜がひものようになって赤ちゃんの手足に巻き付いてしまって切ってしまうことが起きるのです。
ですから、これはどんな妊婦さんにも起きうることなので
「妊娠初期が大切な時期」
ということなのですね。
他にも、遺伝説など
ただ、この羊膜についても原因のひとつとして考えられているだけで、他にも喫煙や飲酒などの生活習慣や遺伝的な問題も指摘されています。
つまりは、
「先天性四肢欠損の原因はまだよくわかっていない」
という結論になるのです。
現在のカイルさん
この映像を見て、びっくりしました。健常者よりもできることが多いのではないかと、考えさせられてしまいました。
食事や排便などはやはり介助が必要かもしれませんが、タイプを打ったり、字を書いたりなど、絶対にムリだと思っていたことを当たり前のようにされていました。
わたし自身の生活を改めて見直す必要があるように感じました。