2017/5/2ザ!世界仰天では、体が勝手に動く謎の病「ハンチントン病」から日本人女子大生が奇跡の回復までをドキュメンタリーで放送しました。「ハンチントン病」という悪魔にとりつかれたような病から家族の支えで回復するまでを届けます。

 



ハンチントン病とは?

2011年9月、21歳の女性は希望をいっぱい抱えてアメリカに留学をしていました。

ところが、しだいに頭痛が起こるようになり、その回数も頻繁になってきたのです。また、全身から汗がドッと吹き出てきたり。。。

意識もなくなって「死んじゃう」と繰り返したり、呼びかけても応えられなくことも。

体は意に反して、突然体がとり憑かれた様に、そして何者かに操られているかのように動いてしまうのです!

体をのけぞらせ何者かに操られているかのように体を激しく動かす。それはかつては何かに憑りつかれていたとされ「悪魔祓い」の対象になった症状だった。

ハンチントン病は、「常染色体優性遺伝形式」という遺伝形式を現す遺伝性の疾患です。その症状は「不随意運動」という自分の意志に反しない運動を行ったり、筋肉のひきつけを起こすなど、精神症状や性格変化が中心となります。急激に人が変わったようにみられるため、なかには最初、統合失調症などの異なる疾患と間違えられてしまう場合もあります。長期に渡って悪化し十数年後には全身が侵される可能性もあり、日本では厚生労働省の特定疾患に指定されている難病です。
また、男女差はほとんどありません。優性遺伝する疾患であるため、ハンチントン病患者さんの子どもは50%の確率で同じ病気を発症します。発症年齢は35~50歳の中年期であることが多いものの、まれではありますが、成人前に発症することもあります(20歳未満発症の若年型は5~6%、10歳未満は1~2%)。

ハンチントン病の動画

2-1b. 錐体外路障害 不随意運動 舞踏病様運動(ハンチントン舞踏病)

ハンチントン病は、遺伝性の神経変性疾患で、体が勝手に動くなどの不随意運動、精神症状、行動異常、認知障害などが特徴です。19世紀後半にこの病気を報告した内科医ハンチントン(Huntington)父子にちなみ名付けられたのです。

そして、これらの症状はこれといった兆候がなく、いつのまにか始まり、ゆっくり進行する病気だから不気味です。

突然体がとり憑かれた様に動くといったような症状は、脳の特定の部分である大脳基底核や大脳皮質が萎縮してしまうために生じるとされています

人口10万人あたり4~8人割合で発症すると言われていますが、日本では0.7人と欧米の1/10になっています。人種によって、発症頻度が違う傾向があるようです。

30歳くらいで発病する確率が多いのですが、小児期から発症することもあります。優性遺伝の病気なので両親のどちらかが同じ病気と発症する確率が非常に高くなります。

日本では難病に指定されているので、治療費は公費で負担してもらえます。




ハンチントン病の原因

 

ハンチントン病治療法

ハンチントン病に打ち勝った日本人女子大生の奇跡

ハンチントン病が襲う!

突如として、21歳の女性に体が勝手に動く病、ハンチントン病に襲われました。実際の様子です。

希望、いっぱいに留学

21歳の女性は、家族の愛情をいっぱい受けてすごしていました。

ハンチントン病に襲われたのは、恵子さんでした。

家族、みなさんとても仲がいい関係です。

2011年9月、21歳の女性は希望をいっぱい抱えてアメリカに留学しました。

そして、恵子さんは、ルームメートと一緒に勉学をがんばっていました。

しかし、ある日、頭痛が彼女を襲ったのでした。

後日、高熱を発し、「死んじゃう」と繰り返し、意思が通じなくなってしまったのでした。

突然、ハンチントン病が襲う!

意識がなかったので脳を検査したが、脳の異常はなかった。

脳波も、MRIにも異常はなかった。

卵巣の病原を攻撃するだけの抗体が脳にも発生し、正常な脳を攻撃している可能性を疑った。

ただ、卵巣の検査では異常は発見できなかったが、一向に病状が回復できない状態を見た両親は、恵子さんの卵巣を摘出する手術を承諾しました。

このハンチントン病にかかると、力の加減をすることができず、自分の皮膚を傷つけてしまいます。口も歯で噛み切る恐れがあるので、マウスピースなどを装着していました。

また、気管を切開して、のどに直接空気を送り込んでいました。

 

自分の意思とな関係なく、全身が痙攣に襲われ

全身が生傷だらけになっていました。

発病してから一言も、言葉を発していません。家族の心配はつのります。

このままでは回復する気配はないことから、発病してから8カ月で、ご両親は卵巣の摘出を決意したのでした。

そのおかげで、脳を攻撃していた抗体が減少したのでした。




日本へ帰国!

卵巣摘出の手術が功を奏し、恵子さんの病状が回復に向かいました。

そして、ようやく1年ぶりに自国へ帰ることができたのでした。

そのまま、「さいたま赤十字病院」へ入院することができました。

アメリカではかなり薬を使っていましたが、「さいたま赤十字病院」神経内科の島津医師は

ご本人の回復力を信じてあげて、「寄りそっていく」といった治療を中心にされました。

治る過程で、機能を衰えさせることを避けたかったのが1番の理由だとおっしゃいました。

「抗NMDA受容体脳炎では神経細胞は壊れない。通常の脳炎は神経細胞そのものが壊れるので社会復帰はのぞめないが、この病気はちがいます」

その後、恵子さんは、自宅へ帰り、おかあさんのことを

「ママ」

ということができ、されには立って歩くことができるようになったのです。

恵子さんの現在

恵子さんは、現在ごく普通に生活をしていらっしゃいます。ただ、留学していたことは覚えていないとおっしゃっていました。

現在はかなり細かく日記をつけていらっしゃいます。

何よりも、家族の愛情をとっても感じるドキュメンタリーでした。ご両親、兄弟のみなさんの愛情が伝わってきました。

医療費に関しては、学生保険に入っていたので大半をその保険でカバーできたそうです。

しかしながら、通院や看病のことを考えると、経済的にかなりのゆとりがないと、このような愛情を注ぐことも難しかったのではないかな?っと感じました。

ですから、このような病気には十分な政府からの支援が必要だろうと考えます。




ザ!世界仰天、キャスト

【MC】 笑福亭鶴瓶 中居正広
【アシスタント】 杉野真実(日本テレビアナウンサー)
【ゲスト】 菅田将暉 竹内涼真 宮本亜門 井森美幸 KAHO トレンディエンジェル